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「Tim、オリジナルマウンテンマラソン (OMM) に出てみろよ。きっと夢中になるぜ」と言われた。 「山あり、谷あり、冒険の連続だぞ」 ともね。 そんな同僚たちが教えてくれなかったこと…。それは、過酷なチャレンジ、天候、ぬかるみの存在だ。それらすべてが西スコットランドで行われるマラソンイベントでは、次から次に襲いかかってきたんだ。

多くても週 1回ランニングをこなすぐらいのサイクリストの僕は、OMM のスケールのデカさをあまりにも知らな過ぎた。それにも関わらず、出場登録をしたんだから、今となってはぞっとするよ。 チーム Wiggle みんなでスコットランドのギャロウェイ森林公園内にあるグレントゥルールに向かう日が来た。

 

オリジナルマウンテンマラソンの概念はすごくシンプルだ。遠方の山々に複数のチェックポイントが設置されていて、その位置を示した地図が用意されている。 出場者はこの地図をスタート地点で受け取り、決められた時間内にできる限り多くのチェックポイントを通過しなくてはならない。 イベントは 2日間続くが、日によってチェックポイントの位置や制限時間が変わるので、2日目のスタート時に別の地図が手渡され、制限時間を知ることになる。 出場チームは少し離れた山間にあるキャンプサイトに 2つのグループに分かれて宿泊することになる。また、イベントを通して、キャンプ用具を持ち運ぶことが義務付けられている。 つまり OMM は、足場が不均一で難度の高いフィールドをかなり大きなリュックサックを背負いながら駆け回る山岳マラソンだということだ。

地図の読み取りが苦手なわけじゃないし、これまでにもマウンテンバイクに乗って、同じ様なコースをサイクリングする山岳イベントに出場したことだってある。 でも、「マウンテンバイクに乗り」というところが味噌だ。OMM 出場に際して最大の足かせは、僕自身がトレイルランナーではないという現実だろう。

フェルランニングやマウンテンランニングはもちろん、トレイルランニングは技術なくして成し遂げられない。 足が耐え得る限り、できるだけのスピードに乗って山の斜面を駆け下りる。加えて、岩や草、泥などをうまく避けながら走るその様は、正に芸術の域。 僕はそんな芸術はこなせない。でも、OMM 出場数ヶ月前から週一でトレイルランニングのトレーニングを積むことで、自信も高まり、レースパートナーの Ben と共に、まずまずの結果が出始めた。

 

レースが始まった!

OMM はやはり試練だった。 ランニングはレース全体のほんの些細な一部でしかない。斜面を登り、岩場を這い上がり、沼地や川を突き進む。そんな過酷な行程が長距離ランニングに加えて待ち構えている。

また、地図やコンパスを読んだり、湿地帯を避けるコースを考えたりもする必要もある。何にもない広大な山に設置されたチェックポイントの印は Tシャツの大きさ程度。探すのにも一苦労だ。

OMM Checkpoint

 

レースの初日、Ben と僕のチームはそれなりのポジションにつけることができた。川を進むのにはすごく苦労して時間がかかったし、全コースで唯一の舗装道路に入るための曲がり角をミスしたんだけどね。

初日の夜はフリーズドライのおかずとパンを食べ、それに紅茶を飲んでから、身体の回復と頭の切り替えをすることに費やした。 翌日にはもっと予想を超えるチャレンジが待っていることを僕らは感じていたからね。

OMM Campsite Scotland

 

2日目はあまり満足行くレースができなかった。 最初の数個のチェックポイントはかなり簡単に通過できた (いや、ぬかるんだ山道を進むことは「簡単」とは呼ばないか・・・)。だけど、ある重要な地点で足止めを食ってしまったんだ。

山の斜面のぬかるんだ階段を進むのには、間違いなく 1時間ぐらいかかった。泥を踏み固めながら山の頂上にたどり着けたはいいものの、チェックポイントが見つからず、なんと手持ち無沙汰のまま下ってくる羽目になった。その後は全力で走ってゴールを目指さなくては、タイムリミットに間に合わない状況だった。

次の出場に向け用意すべきもの・・・。双眼鏡だ・・・。絶対。

The skies cleared on day 2 of the OMM - the stunning Scottish landscape was revealed

 

心と身体、アイテムへの試練

濃い霧の中でチェックポイントを探し当てることは、視界と頭を混乱させる大きな試練だった。 そして、そのチェックポイントに向かい、山の斜面を駆け登ることは、身体にかなり負担のかかる骨折り作業だ。

優れたアイテムを正しく使用しなければ、山から山へと連日駆け回るこんな試練に立ち向かうのは不可能と言える。

 

そんな OMM で活躍するお勧めアイテムトップ10 をご紹介

  1. OMM Classic 25 マラソンパック:  軽量で快適な走りを損なわない優れもののコンパクトバッグ。外側には防水性素材を使用し、メッシュのポケットを付けるなど小粋なデザインが魅力だ。
  2. OMM Kamleika Race パンツ : 雨の中、草や泥、ごろごろした石などが多い野山を走るのに最適な防水性で優れたフィット性を備えたパンツ。水分をシャットアウトしながらも、内部に空気を通す抜群の通気性も発揮する。
  3. OMM Kamleika Race ジャケット II : 4方向に伸縮する軽量生地を採用したランニング用防水ジャケット。ウルトラランニングにぴったり。
  4. OMM Rotor スモック : 不要なアイテムを持って OMM に出場すべきじゃないし、荷物も軽く済ました方がいい。この断熱性スモックはキャンプ場での夜に活躍する一枚だ。薄手の寝袋を使用している場合でも、暖かさを大幅に向上してくれるだろう。
  5. Salomon Speedcross 4 GTX シューズ : このトレイルシューズはお気に入りだ。ぬかるみ対策に最高!
  6. dhb Run Tech タイツ : 冷気と雨粒から足を保護することはとても大切。このお買い得タイツは、文句なしにその働きを果たしてくれる。
  7. Adidas Terrex Solo Tシャツ : メリノウールを採用したランニング Tシャツ。保温性が抜群でスコットランドの雨にも負けなかったよ!
  8. GripGrab Running Expert ハイビズグローブ : 着けたままでも指を動かしやすいのが気に入った。山の頂上で冷たい霧雨が吹きつける中、グローブを外したくないからね。
  9. CEP Run コンプレッションソックス : 筋肉を安定と血流を維持は、山間でのランニングや数日続くレースイベントに欠かせない。CEP コンプレッションシリーズがあれば心配なし。
  10. Nordisk Ven 2.5 Inflatable スリーピングマット : 最後に、初日の夜にはよく眠ることが大切だ。Nordisk の 7分丈マットは山の表面からの冷たい温度を通さない断熱性に長けた優れものだ。

 

山ならではの試練

OMM をランニングイベントと表現するは短絡的な気がする。 このレースにはたくさんの肉体的試練があるだけでなく、頭を使わなくてはならないパズル的要素も含んでいるからだ。

でも、山の自然の中で自己の心身を試せるこのイベントを、個人的にはとても楽しめた。持参したアイテムもしっかりテストすることができたしね。

2017年の OMM に出場登録して、心身の忍耐力を鍛えよう!

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投稿者について

Ryutaro Okazaki
Published on: 30 12月 2016