
The Rolling Fix は、オーストラリアはシドニーに本拠地を置く、移動バイク整備業者です。 Wiggle は先日 を The Rolling Fix に送り、彼らの業務での毎日の使用に耐えうるかどうか、性能を試してもらいました。 整備士長の Cam が、次のように感想を語ってくれました。
他のほとんどの家庭用ツールキットと同じように、は多彩なツールから構成されているが、使用頻度が低いものや、ほとんど役に立たないものも含まれている。 ドライブトレインの手入れや交換といった、家庭でよく行われるバイクのメンテナンスに必要なツールが揃うように考案されているようだ。
この価格帯では、短所よりも長所がはるかに多く、初めてツールキットを買う方にはお得な商品だと思う。 このツールキットを検討するときには、バイクの仕様を確認した方がいいだろう。たとえば、11スピードのグループセットを購入したい場合や、バイクの洗浄や調整を家庭でしたくない場合もあるだろうから。
あまりネガティブにならずに、お勧め度の高いツールから始めよう。
お勧め度: 高
- と巻尺: 超お勧め! T字形のハンドルを備えたボールポイント六角レンチと、しっかりとした作りの巻尺のセットは超お勧め。ステムやサドル、ペダルなど、調整する機会の多いコンポーネントを交換したりアップグレードする場合に、重宝するだろう。 ツール素材の真価が問われるところだが、ハンドルの形状は素晴らしい。 2つ目の長所は、T25 トルクスキーが含まれていること。これは今どきの事情に即しているね。 すべてのステムボルトとディスクローターには、トルクスキーが使われている。トルクスキーを持っていなければ、スターを緩めたり締めたりするツールは他になく、問題を解消することはできない。
- : 小さいけれど、器用な方でない人にはなくてはならないボウルだ。 ステムボルトがベンチから転がり落ち、泥の中やカーペット、排水溝に入ってしまうことほど嫌なことはない。きっと、もう家庭でバイクを整備したくなくなるだろう。
- チェーンクリーナー: チェーンの洗浄が簡単! 見た目が良く、チェーンを取り外す必要はない。脱脂剤でチェーンの汚れをきれいに落とせる。
- 、、。 これらの 3つのツールは、バイクの掃除やねじへの注油、締め付けの確認など、家庭でのバイクの整備に欠かせない。 ひっきりなしにキーキー鳴る音に悩まされることもなくなるだろう。
- : 機械的なことすべてに言えることだが、ホイールの組み上げや調整についても、ちょっとしたこつがある。少しリサーチすれば、これらのツールを使いこなすことができるだろう。
お勧め度: 中
- : マイナスドライバーとプラスドライバーのセット。ディレイラーのリミットスクリューを取り付けるのに便利だ。 新しいフレームに 2008 Ultegra 6600 を取り付けるのならね。 そうでなくて、最新の SRAM や Shimano にアップグレードしたら、2.5mm 六角になっていることがある。その場合は、特に付属のリフレクターの取り付けや取り外しにこのツールが活躍することだろう。
- : どんなアマチュア整備士のツールボックスにも欠かせないツール。 チェーンは、ドライブトレインの中で最も脆く、磨耗しやすいパーツだ。 カセットとチェーンリングをつなぐ唯一の輪であり、他のコンポーネントの磨耗の一因にもなる。 新しいチェーンを取り付けたり、バイクの効率性を維持するのに欠かせないツールだ。 じゃあなぜ、お勧め度が中なのかって?それは、ツールの側面には、「8/9/10スピードチェーン専用」と刻まれているから。これ以上の説明は要らないだろう。
- : 誤解しないでほしいが、持っていると便利なツールだ。 今どきはケーブルは内部に取り回されているけれども、ほぼ同じ値段の Park Tool 内部ルーティングケーブルガイドがなければ、このツールは無用の長物に等しい。 ガイドを持っていない場合は、ワイヤーを交換しようとは思わないから、カッターは投函しそびれている手紙の山の上に置かれたままになるかもしれない。
お勧め度: 低
- 、、、: また同じような話に戻るが、これらのツールは今どきのミドルグレードやハイエンドのバイクには必要ないだろう。 カップ & コーン式ベアリングを備えたホイールは、Shimano が幅広く取り扱っているが、その整備は頭痛の種だ。 ほとんどのメーカーはシールドベアリングや溝付きのアクスルに移行しつつあり、これらのツールはハブやボトムブラケットにはあまり役に立たない。
The Rolling Fix 整備士長 Cam H