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4月1日(日)に第20回目となる「青梅高水山トレイルラン大会」を開催しました。

20年前の「第1回大会」立ち上げ当時、 国内には山を駆けるという考えはありませんでした。日本では山は歩くものと思い込まれていました。あのハセツネも当初は登山の訓練として 夜を徹して歩くものでした。

 

【国内トレランレースの先駆け】

そんな中、当初から欧米のように誰もが楽しく山を走れるようにと立ち上げたのがこの大会でした。でも、 第1回大会の参加人数は100人ほどで寂しいものでした。

そして、大会終了後、参加選手の一人から「走りにくいので路面をフラットにしろ!」と いうお叱りの手紙が届いたのを忘れることができません。

そんな大会が、その後20年間も続くとは、参加者が2500人にもなるとは、そして、その後、国内に200本を越えるトレラン大会が 開催されるようになるとは、誰が想像できたでしょうか。 世の中、何が起こるか分からないものです。

【初の試み、トレフェスとの同時開催】

今年はトレランフェス「トレイル・オープン・エアー・デモ4」と同時開催にしました。そのため、 大会会場をこれまでの狭い「風の子太陽の子広場」から広い「永山総合グランド」へ移しました。

 

と云っても、我々のような弱小団体(青梅市トライアスロン協会)が永山総合グランドを 占有するには毎回それなりの苦労が伴います。

 

【20年目のサプライズ】

午前9時からの開会式のため、9時前に浜中啓一青梅市長が永山総合グランドへ到着されました。

 

そして、開口一番、浜中市長は「今後、この大会のために永山総合グランドを充てよう。」とおっしゃいました。これを聞いて、ようやく 我が青梅市にもビジネスセンスのあるリーダーが現れたと感じました。思いもよらない20年目のサプライズです。

 

大会会場にいる大勢の参加者や青梅駅から会場まで続く参加者の行列等々をご覧になって、この大会の価値を感じられた のだろうと思います。この日だけでも、参加者と関係者を合わせて約3000人が青梅駅に集結するのですから直接の経済効果も 大きいものがあります。JR青梅線沿線の宿泊施設、梅の湯、食堂、コンビニ等々は大繁盛です。

 

【市民の手による全国区大会】

この大会は地元青梅市トライアスロン協会だけでなく、広域組織であるKFCトライアスロンクラブの面々、それに成木7丁目と8丁目の自治会の 皆さん、栗平地区の皆さんが力を合わせ、手弁当で作り上げた大会です。さらに、多くの青梅市民に受け入れられ、参加者としてかかわって盛り上げて くれています。

 

このように過去20年間、市民レベルで紆余曲折を経て作り上げてきた大会です。今後、大会会場(永山総合グランド)の提供だけでも、 行政(青梅市)のサポートがあれば、より大きく地元活性化に貢献することができます。

 

【桜満開の下、20回目のスタート】

30㎞部のスタートは10時ジャストです。総合グランドのトラックを1周回して、同時開催の トレランフェスの会場を突き抜けて、永山ハイキングコースへと駆け上がって行きます。10時半スタートの15㎞部も同様です。

今年は初夏のような陽射しです。過去20年間で最も暑い気候です。コース脇の桜や紫つつじはすでに満開です。確実に地球温暖化を 感じます。

それ故、怖い脱水症対策として高水山常福院(30㎞部)、白岩自治会館(30㎞部)、栗平地区「賢治の学校」(15㎞部)の 各エイドにスポーツ麦茶(ミナト製薬提供)を用意しました。

 

【気持ちのこもったエイド】

それ以外にも、常福院エイドにはバナナを、白岩エイドにはオレンジを用意しました。また、以前から栗平エイドでは、 自然農法を実践している「賢治の学校」敷地内に実っているミカンを直前に収穫し、カットして、選手の皆さんへ提供してもらっています。

さらに、これら3つのエイド以外にも、往路の榎峠で、毎年、地元の青木さんが私設エイドを出してくれてます。いつも超人気です。 青木さんとは、復路の白岩地区で自宅のお庭を通過させてもらっているお家の主です。

【レース結果】

男子30㎞部の優勝は地元青梅市の嶋崎功一選手(東京都/2:15:31)で、2連覇です。2位は半田佑之介選手(茨城県/2:22:13)、 3位は木村豪文選手(東京都2:33:27)でした。女子30㎞部優勝者は中野沙知選手(東京都/2:58:30)、2位は緒方雅子選手(埼玉県/3:01:05)、 3位は村井絢子選手(東京都/3:18:20)でした。

 

男子15㎞部優勝者は枡川健太郎(神奈川県/1:07:35)、2位は向井孝明選手(東京都/1:07:39)、3位は羽深正明選手(東京都/1:09:11)でした。 女子優勝者は地元青梅の石川奈都子選手(東京都/1:21:16)、2位は石栗杏子選手(東京都/1:25:54)、3位は高橋寿恵選手(神奈川県/1:26:48) でした。

 

【多くの外国人選手】

今年、特筆すべきは、参加者の中で50人以上が外国人選手と云うことです。東京と云う立地に加え、海外向け 募集サイト「Samurai sports」を新たに導入したことが功を奏したと思います。

 

サムライスポーツはインバウンド(外国人旅行者)を呼び込むには最良の手段です。現に、アメリカ、メキシコ、デンマークから直接の申込みがありました。 将来的には、海外からの参加が増え、もっと国際化が進むと感じています。そして、近い将来、大会名に「国際」の文字を入れることになるだろうと感じています。

 

最後に、来年も大好評のトレランフェスと同時開催を予定しています。

*レポート・写真はKFCトライアスロンクラブ提供。

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Wiggle Japan
Published on: 07 6月 2018