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走行距離1万キロともなると、バイクの調整や改造、カスタマイズ、改良を行う時間がたっぷりあるので、試乗期間として十分であると言えます。Wiggle スタッフの一員であるライダー Tim Wiggins が、Vitus Energie カーボンシクロクロスバイク 1万キロ試乗レポートをお届けします。

 

シクロクロスコミューター

私は最近、『UK Super Commuter』バッジなるものを授与されました。どうやら、英国内で 1年間に最遠距離を通勤でライドした、ということのようです。正直言って、私と同じくらいの距離を通勤でライドしている人なんて、他にも絶対に居ると思うんですけどね…。ただ、私の通勤ライドと同じくらいに面白くて多様性に満ちた通勤ライドをしている人は、他になかなか居ないだろうなと思っています。

私の通勤スタート地点は英国ワイト島の自宅で、まずは閑静な路地とオフロードのトレイルが混在する地域を走ります。それが終わると次はフェリーに飛び乗ります。海を渡ってポーツマスに着いたら、そこから Wiggle 本社に向かうのですが、ポーツマスは欧州で最も人口密度が高い (そして渋滞がひどい) 都市のひとつなので、通勤ライドをするには、精神・体力・バイクの 3拍子がきちんと揃っていなくてはなりません。

2017年 1月から Vitus Energie カーボンシクロクロスバイクを通勤用として使い始め、半端でなく長い距離を走行してきました。シクロクロスタイヤ、ロードタイヤの両方とも試しましたが、速くて楽しく走れるバイクとして優れた性能を発揮してくれますし、重い荷物の運搬や、他の通勤ライダーとのちょっとした競争にも全力で対応してくれます。

 

 

通勤以外でも大活躍

Vitus バイクが重宝するのは、なにも日々の通勤に限ったことではありません。今年の長距離ライドでは、この Vitus Energie カーボンバイクに何度も乗りました。

8月には、イギリス西南地方にあるダートマスという街から自宅までの 286km をライドしました。途中の海沿いにいくつもの丘陵地帯がある過酷な道のりでしたが、このライドでなによりも役立ったのが、衝撃吸収性能のある軽量カーボンフレームでした。

 

 

改良・変更点

Vitus Energie カーボンシクロクロスバイクの改良は、ほんの少しで済みました。サドルを交換し、ステムを長さ 90mm のものに交換して、バーテープはもう少しクッション性のある LifeLine - Performance ジェル付きバーテープ にしました。Wiggle の箱から取り出したそのままの初期仕様でもクオリティがすでに高いので、改良らしい改良はこれだけです。

タイヤに関しては、当然のことながら何度も交換していて、チューブレスタイヤ、チューブタイヤ、ロードタイヤ、オフロードタイヤ、どれも使いました。タイヤとフレームの間のスペースは十分にあるし、チューブレスにも対応するホイールセットなので、タイヤの選択肢が幅広くて良いです。ちなみに、私が取り付けたタイヤで最もサイズが大きかったのは、35c の Schwalbe X-One チューブレスタイヤで、最小は 28c の Continental Gatorskins タイヤでした。対応可能サイズが幅広いので、オンロードとオフロードの両方で、優れたハンドリングとパフォーマンスをしっかりと発揮してくれます。

冬の季節は、マッドガードセットも取り付けて通勤していました (SKS - Raceblade Pro XL)。このマッドガードと 32c タイヤとを組み合わせていましたが、冬の通勤仕様として完璧でした。

 

 

まとめ

Vitus Energie シクロクロスバイクは、私がこれまでに使った中で最も高性能で汎用性が高いバイクのひとつであると言えます。

くねくね曲がったシングルトラックでのスプリントにも、数百キロのロードライドにもしっかり対応します。ディスクブレーキと SRAM 1X ドライブトレインは全天候対応であらゆる地形でのライドに適しています。

スピードがよく出て、軽快で、そしてなによりも乗っていて楽しいバイクを求めている人におすすめしたい、素晴らしい万能バイクです。

今は最新の 2018年モデルが発売されていて、 私が試乗したモデルに採用されていたものと同じ高性能のフレーム・フォーク、SRAM Rival 油圧式グループセットが搭載されています。

2018年モデルの最新 Vitus - Energie カーボン CR (Rival 1x11) を見る