Posted in Cycle and tagged dhb, cycle-shoes

dhb サイクリングシューズから待望の最新モデルが遂に登場!ライドの楽しさをもっと引き出す最新ラインアップを、dhb シニアマネージャーのリチャードが実際に使用した感想を語ってくれました。

 

dhb シューズの最新モデルの新たな性能と魅力とは?

手前味噌ですが、最新シューズの魅力を聞かれたらこう返すでしょうね・・・。「全部だ」って。 全モデル、デザインを一から立て直した自信作です。 シューズの形状や靴型はもちろん、素材もすべて選び直しました。とにかくすべて真新しいのが一番の魅力と言えるでしょう。

今回初めて、ラチェットとダイヤルの開発をエキスパートである ATOP に任せました。それに、採用した良質な生地やパーツの利点をできる限り引き出す方法を考慮しながら、利用者にとって本当にいい商品を作り上げたんです。

他のモデルとの違いは?

Torika と Drica、それぞれについて語らせてもらいましょう。まず Drica ですが、シューレースで締める定番のデザインが採用されています。そのおかげで、スマートなだけでなく、飽きの来ない外見に仕上がりました。一方の Torika ですが、ロシア語で「3頭の馬が引く馬車」という意味を持っています。3本のストラップを一緒に利用することにより最適フィットが実現するシューズには、もってこいの名前だと自負しています。どちらのモデルも、ライダーのスキルに関わらず使用していただけます。クリップシューズ初心者にも、ロード・トレイルの経験豊富なライダーにもお勧めです。

は、カーボンソールと ATOP 開閉システムを採用した逸品です。また、ウエアのコレクションとの調和も考えました。Aeron シリーズを着用するライダーには、コーディネートの良さも楽しんでいただけるはずです。

足の甲の高低に対応できるシューズを作ろうというのが、ATOP のリールシステムを採用した理由です。シューズのベース部分は 1種類ですが、甲のバックルとダイヤルを使用することで、どんなライダーの足にも正しく適応します。

 

足へのフィット感は?

フィット感を言葉にするとすれば、「適度」がぴったりの表現だと思います。トウボックスは Sidi の商品ほど狭くなく、Northwave ほど超ゆったりでもありません。 スリムとワイド、両方のフィットの長所を生かせるよう、トウボックス周りには若干のすき間を作りました。そうすることで、つま先を動かす余裕ができたわけです。薄手の夏用ソックスから厚手の冬用ソックスに衣替えしても、この余裕によって心地悪さはないはずです。Troika のベルクロストラップは中心を外して設置されています。これは、足の甲への圧迫を分散するためです。 甲には多くの血管が通っているので、ストラップを甲の中心から外すことで、フォアフットを圧迫し続ける心配がありません。

かかと部分がずれないよう、高性能ヒールカップを採用することも忘れていません。サイクリングシューズの開発概念は、マラソン用のシューズのそれに似通っているとも言えます。利用者は長時間シューズを履いているわけですから、かかと部分はしっかり安定してずれないことが大切ですし、トウボックスの形状もしっくりくることが必要なんです。トウボックスのデザインには、バランスの取れた形状を採用し、若干の余裕が施されているので、甲が高いからと言って幅広のシューズを選ばなくてもよくなりました。 上下幅、横幅共に若干ゆったりめなデザインですが、すっきりでかさばりのない外見なので、履いてみて初めて靴内部の余裕に気がつく方も多いでしょう。

 

シューズの最もお勧めポイントは?

最新モデルには、どのシリーズも何かしらの売りがあります。個人的には、の細かい点の仕上がりが気に入っています。特に、周囲を面取ったカーボンソールには注目していただきたい。このソールは秀逸ですよ。 カーボンをワンピースで採用しているので、ぎこちないソールの滑りを感じることなく、シューズからペダルに力をしっかり伝えることができます。

Trinity Tri シューズにも、いくつかの特筆すべき特長があります。ストラップホルダーはもちろん、中央を外して設置したかかとストラップは、特に気に入っています。また、メッシュ素材もとてもいい働きをしてくれています。地元でのライドや中距離ライドだけでなく、もっと遠方へのライドでの使用にも適しています。履き心地の良さは終始変わりません。表面生地全体に粗いドットを使用して施された通気用穴も、スマートな外見の演出に一役買っています。このような細かい点へのこだわりによって、自慢の商品の数々が出来上がったのです。 遠目からはとてもシンプルなシューズですが、詳しく見るとこだわりのディテールがあちこちに散らばっているシューズ。何とも粋でしょう?

 

このシューズの開発期間は?

商品仕様の決定から、試作品の開発を越え、商品試験に至るまで、納得の行く機能性と品質が仕上がるまでにはおそらく 1年ほどかかったと思います。シューズによっては、1000キロを超えるライドでテストを行ったものもあるので、徹底した商品試験には胸を張れます。通勤ライドから過酷な山岳ライドまで、あらゆるコンディションで試してきましたから、どんな方にも満足していただけるはずです。

Rich Land - dhb Product Manager

 

一番好きなモデルは?

手に入れてすぐに利用したいのは、ですね。これまでライドで使用してきたシューズに一番近いですし、ダイヤル開閉システムと調整機能には大満足です。

 

今後開発されるデザインは?

来年には女性専用のコレクションを展開したいと考えています。女性専用のシューズは、dhb で初の試みです。現在の最小サイズは欧州サイズ 39 (およそ 24.5cm) ですが、MTB、ロード両方に女性向けのモデルを投入していく予定です。 

今後もさらに開発を進め、バラエティを増やしていけたらと思っています。徹底的に試験して、どんな方にも納得いただける商品をお届けしたいです。ご期待ください!

 

最新シューズは下記をご覧ください。

 

投稿者について

ユーザー Ryutaro の写真
Ryutaro Okazaki
Published on: 03 10月 2017