Posted in Triathlon and tagged Triathlon, dhb, Tri Suit, staff review

Team Wiggle の熱心なトライアスリートで、シドニーを拠点に活動している Gina Ricardo が、dhb Blok トライスーツの初印象について語ってくれました。

8月の最中 (そう、冬です!) にシドニーの街へ繰り出し、最新の dhb Blok トライスーツを試着して写真撮影をしました。たまに、物事が思い通りに進むことがありますが、嬉しいものですよね。8月のある日を 1か月前もって適当に選んでおいたら、たまたまその当日が、朝の 6時の時点で 20℃あるという、ありえないほど暖かい日でした。シドニーで撮影することと、色んなコンディションでトライスーツを試すことにこだわり、タマラマビーチからライドを開始し、Mrs Macquarie's Chair から the Rocks まではランニング、そして最後にボンダイビーチまで泳ぎました。

さて、これらすべてをシドニーで、冬の 8月の暖かい日に行った上で、私が最初に抱いた感想についてお話しましょう。

まず私がすぐに気づいた最も顕著な特長は、このトライスーツの広域にわたって採用された美しいドット柄です。スタジオ撮影の写真では、この美しさはなかなか伝わらないでしょう。トライスーツには素敵なディテールがいくつも採用されていて、着用していると格別な気分になります。

フィットが素晴らしく、快適性にも大変優れ、縫い目による肌への刺激もありません。ファスナーには内側にファスナーガードが付いているので目立ちませんし、摩擦もありません。スーツやビブショーツの脚部分が長すぎたり短すぎたりするのは、私はあまり好きではなくて、「長すぎ」と「短すぎ」は実に紙一重ですが、どういうわけか私にぴったりの長さでした。脚部分の仕上げに採用されているグリッパーは薄いシリコン製で、太もも周りに快適にフィットします。締め付けすぎず、かといってランニング中にずれることもありません。dhb は締め付け具合とグリップとの理想的なバランスを見事に実現しています。

このトライスーツは袖付きなので、バイクレースでもさほど浮いて見えず、サイクリング用スキンスーツとしてほぼ合格に近いです。このトライスーツと、私が着用したことのある他のトライスーツとを比較して、私が気づいた主な違いは、生地にあります。超軽量でありつつ耐塩素性もあって、50+ SPF の UV プロテクションを提供します。また、背面にはメッシュの冷却ゾーンが採用されています。つまり、トライアスロンレース向けに作られていて、速乾性なのです。オーストラリアの夏にうってつけですね。

シャモアは、タイムトライアルのポジションで快適性を提供するのに十分なパディングを備えていますが、ランニング中にその存在を感じることはほとんどなく、大変理想的です。少しリサーチをかけてみたら、このシャモアは業界をリードするメーカー Elastic Interface によって、トライアスロン専用に作られたものであることがわかりました。これは私にとって大変重要な機能です。外見がどんなに優れていてもシャモアが快適でなければ、そんなトライスーツは私は見向きもしませんね。

あとは、追加のポケットがお気に入りです。サイズは最小限に留められているので大きなものは入りませんが、栄養補給ジェルなら 1、2本、チューブなら 1本収納してトレーニングライドできます。

サイズに関しては、商品ページにサイズガイドがあるので、参考にされると良いでしょう。私の場合、dhb ビブショーツのサイズは UK 8、dhb ジャージは UK 10 で、トライスーツは UK 8 を選びましたが、ぴったりとフィットします。トライスーツは、身体の動きにあわせて伸縮して動くようデザインされていて、上半身のフィットよりも脚のフィットのほうが重要です (シャモアの摩擦を考えてみてください!)。だから私は、脚のサイズと胴のサイズがいつも異なる人は、脚に合うサイズを常に選択すべきだと思います。

これからのシーズンを通してこのウエアを着用するのが楽しみです。スタイリッシュさをアピールする女性が増えていくのが待ち遠しいですね!

Wiggle の dhb トライアスロンスーツシリーズ を見る