
サイクリストなら誰でも、ビブショーツがライドの質を左右することを知っています。ビブショーツ一枚でライドが忘れがたい楽しい一日になることも思い出したくもない体験になることもあります。ビブショーツはサイクルウエアのなかでも最も重要なキットだと言えるでしょう。
Wiggle はビブショーツのデザインにおける数多くのイノベーションと改良を目撃してきました。大手ブランドは常に既存のデザインに手を加え全てのライダーに最高の快適性を提供できるよう励んでいます。
今年は GORE Wear がトップクラスのビブショーツを再考し、今まで以上に快適な一枚を完成させました。新作の C7 ビブショーツ は胴部分を中心とした新しい Central Torso 構造を特徴とし、パッドが体の動きに沿うデザインとなっています。
昨夏、 C7 ビブショーツ の新作発表の場に招待された Wiggle は Windstopper TM シートパッドには改良が加えられるだろうと予想しました。GORE Wear のシートパッドは、山を下る際には悪天候や冷たい風からデリケートな部分を守ってくれ、暖かい日には透湿性を確保してくれる、実に魔法のような働きをしてくれるアイテムです。そして、私たちの予想通り、同社は既存のシートパッド機能をさらに向上させました。
しかし私たちは、ショーツのフィットを根底から変える新コンセプトの発表が待っているとは予想しませんでした。
GORE Wear は新しいイノベーションを「Central Torso Architecture」 と呼んでいます。全てはパッドを中心に設計され、ライダーの体とパッドの連携に焦点が置かれています。パッドをショーツの他の部分から独立させることで、動きを束縛されることなくライダーの体にフィットするパッドとなっています。
GORE Wear のエンジニアはこの新コンセプトを形にすべくラボで開発を重ねてきました。この過程では当社のブランド大使を務めるサイクリング界のヒーロー Fabian Cancellara 氏が選手ならではの知識を提供しています。ベルギーの石畳からエアロポジションで走るタイムトライアルまで、Cancellara 氏ほど長時間ライドを熟知している人物もいないでしょう。
オリンピックの金メダリストでもある Cancellara 氏が製品テストの第一段階では、マンキニにビブパッドを付けただけの姿でテスト走行させられたそうです。その姿を少し想像して頂ければ分かりやすいとも言えますが、新コンセプトはパッドに始まり、パッドに尽きるというわけです。
パッドとビブストラップはペダルを踏むライダーと調和して動くように設計され、ショーツをパッドから独立させることで動きの自由を妨げないようにしてあります。このアプローチを採用することで GORE Wear はパッド以外のショーツ部分を異なるニーズに合わせてデザインできるようになりました。
現在揃っている3タイプのショーツは全て無駄のないデザインで縫い目を最小限に抑えてあります。そしてどのタイプにも GORE Wear の名を世界に広めた高性能の最先端素材が用いられています。
C7 ビブショーツには以下の 3 タイプが揃っています :
- Gore Wear C7 Race Bib Shorts+ は坐骨部分に高密度フォームを配しより深い前傾姿勢が取りやすいデザインです。今なら特別に Fabian Cancellara モデル も揃えてあります。
- Gore Wear C7 Long Distance Bib Shorts+ はより柔らかく加圧が控えめな素材を使用しパッド部分が厚めとなっています。
- Gore Wear C7 Vent Bib Shorts+ はユニークで軽量な夏用ビブショーツです。通気性とシャモアパッドの速乾性に重きを置いてデザインされました。