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SUBARU赤城の森トレイルラン

8月18日(日)、群馬県昭和村にある「横浜市少年自然の家赤城林間学園」で第4回目となる 上記大会を開催しました。

細々問題は発生しましたが、参加者の皆さんは赤城の森を存分に楽しまれていました。そして、事故やけが人もなく、無事に終えることができました。

日本で最も美しい景色の中を走る

やさい王国を自負する昭和村には赤城山の麓(標高700m前後)に広大な野菜畑があり、こんにゃく畑やレタス畑やトウモロコシ畑等々がパッチワークのように 整然と広がっていおり、他では見られない美しい景色です。

「日本で最も美しい村」連合に加盟されているのが納得できます。レース後、全参加者には昭和村の朝摘みレタスをプレゼントしました。

レース前のコース準備 -林道という人工物を整える

準備のため2日前(金曜日)に赤城林間学園に入り、いの一番に学園のスタッフと一緒に4輪駆動の軽トラでコースとなる林道のチェックをしました。

なぜなら、前日の台風10号による林道(コース)へのダメージが心配だったからです。

しかし、林道の崩落等々はなく一安心でしたが、強風の影響で1~3mの枝がコース上にたくさん散乱していました。これらはランナーの脚に絡みつき危険なので、全コース15㎞に亘って取り除きました。

また、コースをふさぐ倒木が2本ありましたが、これらは学園スタッフがチェーンソーで処理して下さいました。これでコース環境はばっちりです。

 

実は、先月(7月)にも林道(コース)チェックに行きました。その時は林道の多くの地点で草が生い茂っており、林道なのに草むらのようになっている部分がコースの5割以上ありました。

背丈の長い草道は走りにくいので、これらの草は大会日に合わせて、学園のスタッフが刈り取ってくださいました。感謝!

 

この状況からして、おそらく、年間通して、この林道には人や車がほとんど入っていなと思います。まさに自然破壊の反対で、林道という人工物を自然が浸食している現場を見たという感がありました。

でも、約1500人が走った跡は、草が踏まれ、林道が復活していました。

 

 

レース当日

大会当日は晴れて、絶好のトレラン日和になりました。堤盛吉昭和村長の号砲で09:40に30㎞部がスタートして行きました。

続いて、10:00に15㎞部がスタートしました。他のトレラン大会と違って、ここのコースは4輪駆動車なら 問題なく走れる林道で、激坂はなく、道幅も広く、コース上に危険な根っこや岩もありません。

それにトレランにつきものの渋滞もほとんどありません。 クロカンに似たコースで、トレランの初心者でも安全安心なコースです。

 

コースのほとんどは標高は1000m前後にあるので、夏場でも涼しいはずなのですが、なぜか、今年は蒸して暑くなりました。

未明の豪雨の所為かもしれません。 そのため、準備しておいたエイドでの水が不足してしまいました。

過去2年間は涼しくて、水もスイカも相当に余ったのですが、なかなか上手くいかないものです。来年への改善事項です。

 

駐車場に関し、少し問題もありました。最終的には何とか治まったのですが、普段は1時間に2台ほどしか車の通らない静かな場所に600台を超える車が終結したのですから、誘導スタッフもちょっと混乱てしまいました。

そして、レース後に近所の方が犬の散歩に来られて「今日はいつもの農道が突然国道になったのか!と驚いたよ」 と笑って話されていました。

 

徐々に人気が高まるトレイルランニング

最後に、今年の特記事項は自動車メーカーSUBARUが冠スポンサーに付いたと云うことです。マラソンと比べて、山の中を走るトレランはまだまだマイナー競技です。

でも、事情はどうあれ、グローバル企業SUBARUがスポンサーに付くと云うことはトレラン業界にとって大きな意味があると思っています。

また、サムライスポーツ効果で、遥々アメリカ(アリゾナ州、インディアナ州、イリノイ州)から3人、 ロシア(モスクワ)から1人の参加がありました。

 

 

最後にもう一つ、昨年の重要改善課題であったカキ氷行列はカキ氷機を1台から3台にすることで解消され、皆さん、ゴール後にスムーズに食べれことができた様子でした。

 

詳しいイベントの様子はこちらもご覧ください。

KFCトライアスロンクラブではサイクル・トライアスロン・トレイルランのイベントを行っています。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。